インターナショナルスクールってどうなの?

モンテッソーリ教育

今日は、インターナショナルスクールって何?どうなの?
というお話を、娘が12年間インターナショナルスクールに通っていた
経験をもとに書くね🌱

まず、アメリカンスクールとインターナショナルスクールを混同している人が多いので、
先にその違いを説明するね。

日本では調布にあるASIJが関東では大きなアメリカンスクールだよね。
ここは日本にある”アメリカの学校”だから、アメリカ本土と同じカリキュラムで勉強するよ。
校内ではアメリカの行事やパーティが行われているし、敷地内はほんとアメリカ笑。
時期にもよるけど、現在(2025年)は入学がかなり難しくなっていて、
少なくとも両親のどちらかがアメリカ国籍ではないと入れないし、
そうであってもウェイティングリストに名前を載せてもらって毎日のように電話してやっと
入れるという感じらしいよ。。。

日本にはほかにも、ブリティッシュスクール、カナディアンスクール、フランスのリセ、
イスラム教の学校、インド人学校や、中華系の子どもが通う学校もあって、
それぞれ自国にいるのと同じカリキュラムで勉強できる。
将来的に母国に帰るとか、母国のカリキュラムで勉強させたいという人のための学校だよね。

じゃあインターナショナルスクールはというと、基本的にどの国籍の子どもでも
入学できて、世界中にあるインターナショナルスクールが、決められた独自のカリキュラムで
勉強するよ。
いろんな国の子どもが学ぶということが前提だから、歴史の授業も、
それぞれ自分の国籍がある国のことを調べたり、今住んでいる国の歴史に興味を持って調べる子も
いたりして、その辺は”インターナショナル”だけにフレキシブルだよ。

宗教も、どんな宗教の子どもでも入学できる。だから、クリスマスや🎄、ハロウィン🎃みたいな、
特定の宗教に偏った行事は行われないよ。

日本に駐在で来ている外国人家族で、母国の学校ではなくインターナショナルスクールに
子どもを通わせる人は、多国籍な環境で、いろんな国の子どもと交流を持ったり、
いろいろな文化に触れながら勉強してほしいと願ってのことだと思う。

娘が通っていたインターナショナルスクールは、20か国以上の国から
生徒が集まってきていたよ!
まあ、子どもにとっては誰がナニジン、なんて結局関係ないんだけどね笑

日本人や、日本とのハーフの子どもでインターナショナルスクールに通って育つ子どもは、
大きくなるにつれて日本語より英語の方が強くなるよ。
日本語は、会話はネイティブだけど、読み書きが小学校3年生くらいのレベルで止まる子が
ほとんどだよ。
両親の片方が英語話者の場合だともう最初から日本語は諦めている人達も(笑)
家庭でも英語だと日本語を話すチャンスがないからね。。。

インターナショナルスクールで勉強して国際感覚を身に着け、
更に日本語もネイティブレベルで読み書きができてほしいと思うなら、
インターはおすすめしないよ。
これは親子共にすごく大変だし、特に子どもにストレスがかかる。。。

きっとそういう親御さんは自分が子どもの頃も、放課後は毎日習い事や塾で
埋め尽くされていたんだろうし、きっとそれが子どもにとって良いことだと
信じているんだと思うけど。。。
そういう子どもはもれなく学校で友達をいじめたり先生に暴言吐いたりしていた。
親はそれを信じないんだよね。その子は親の前でだけ良い子を演じているから。

成績優秀なのかもしれないけど。。。
貴重な子ども時代の生活がそんなストレスフルなのって、どうなんだろうという話を
他のママ友とした思い出があるよ。すでにモンテッソーリ教育の環境ではないよね。。。って。

一方で、ずっと日本の学校で育って、大学から海外留学して、そのまま就職してばりばり
働いて、完璧なバイリンガルという才媛ママもたくさんいて、
彼女たちは、子どもがもし大きくなって日本で働きたいとか、日本に住みたいと言ったら、
そのときに日本語を勉強しても遅くないよね、と言っていて、
私もその意見に賛成だよ。
本人が心からやりたいと思ったときが、そのとき、なんだって思う。

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